KURIMOTO HIROYA
代表理事 栗本 裕也くりもと ひろや
平素は、一般社団法人日本CPサッカー協会の事業に対し、ご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
この度、2019年6月26日弊会理事会において再任し、引き続き日本CPサッカー協会の会長職を拝命した栗本です。まだまだ若輩者であり、誠に身の引き締まる思いです。日本CPサッカー協会の発展と同時に、誰もがサッカーを楽しめる環境を皆様と共に作り上げていきたいと考えています。
ここで私のことを少しだけお話したいと思います。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私はCP(脳性まひ者)です。2002年日韓W杯後頃にCPサッカーと出会い、仲間と共にプレーしてきました。日本代表も僅かな期間ですが経験をさせて頂き、その後、協会スタッフとして世界選手権大会等へも数回帯同し、世界の競技レベルの高さに驚かされもしました。
また国内で毎年実施されているCPサッカー全日本選手権大会では、2007年第7回大会より運営責任者として、選手らに最高の環境で試合をしてもらえるよう模索しながら、現在も多くのボランティアの皆さまに支えられながら携わらせて頂いております。
このように私は選手として協会スタッフとしてCPサッカーに関わってきました。その私から現代表選手を含め、登録チームの皆様が心に留めていて頂きたいのは、私たちが最高の環境でサッカーへ集中できるのは、多くの方々の目には見えないご協力があってこそであり、常に感謝の気持ちを持っていて欲しいということです。
CPサッカーにおいては、1984年ニューヨークから2016年リオパラリンピックまで正式種目として実施されていましたが、残念ながら2020年東京パラリンピックの実施競技種目から外れています。2028年大会での復活を目指し、国内外において努力してまいります。日本がホスト国として国際大会を開催することを、今後の目標にもしていきたいと考えております。
最後に、皆様には今後とも日本CPサッカー協会の活動をご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
2019年6月26日
一般社団法人日本CPサッカー協会
会長 栗本裕也