平素は、一般社団法人日本CPサッカー協会(日本CPサッカー協会)の事業に対し、ご支援・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
この度、2017年6月28日弊会理事会において、前会長の丸山直樹が退任し、新たに日本CPサッカー協会の会長職を拝命した栗本です。まだまだ若輩者であり、誠に身の引き締まる思いです。日本CPサッカー協会の発展と同時に、誰もがサッカーを楽しめる環境を皆様と共に作り上げていきたいと考えています。
ここで私のことを少しだけお話したいと思います。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私はCP(脳性まひ者)です。2002年日韓W杯後頃にCPサッカーと出会い、仲間と共にプレーしてきました。日本代表も僅かな期間ですが経験をさせて頂き、その後、協会スタッフとして世界選手権大会等へも数回帯同し、世界の競技レベルの高さに驚かされもしました。
また国内で毎年実施されているCPサッカー全日本選手権大会では、2007年第7回大会より運営責任者として、選手らに最高の環境で試合をしてもらえるよう模索しながら、昨年で10年間携わってきました。
このように私は選手として協会スタッフとしてCPサッカーに関わってきました。その私から現代表選手を含め、登録チームの皆様が心に留めていて頂きたいのは、私たちが最高の環境でサッカーへ集中できるのは、多くの方々の目には見えないご協力があってこそであり、常に感謝の気持ちを持っていて欲しいということです。
CPサッカーにおいては、1984年ニューヨークから2016年リオパラリンピックまで正式種目として実施されていましたが、残念ながら2020年東京パラリンピックの実施競技種目から外れています。2024年大会での復活を目指し、国内外において努力してまいります。日本がホスト国として国際大会を開催することを、今後の目標にもしていきたいと考えております。
また、本年9月にはアルゼンチンにて世界選手権大会が開催され、CPサッカー日本代表チームも参加いたします。厳しい試合が予想されますが、ご声援をお願いします。
最後に、皆様には今後とも日本CPサッカー協会の活動をご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
2017年7月7日
一般社団法人日本CPサッカー協会
会長 栗本裕也
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